公式戦10試合で1敗のデ・ロッシ監督「何か特別なことをしているわけではない」

ブライント戦で指揮を執るローマのデ・ロッシ監督。[写真:Getty Images]

ローマのダニエレ・デ・ロッシ監督が振り返った。

ローマは7日のヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・1stレグでブライトン&ホーヴ・アルビオンとホームで対戦。13分にパウロ・ディバラのゴールでリードすると、ロメル・ルカク、ジャンルカ・マンチーニ、ブライアン・クリスタンテも続き、終わってみれば4-0と快勝した。

来週の14日に行われる敵地でのリターンレグに大きなアドバンテージのデ・ロッシ監督はこれでローマを指揮を執り始めてから公式戦10試合目となり、8勝1分け1敗。セリエAではチャンピオンズリーグ(CL)出場権を狙っていける5位にまでチームを押し上げる。

『UEFA.com』によると、ローマきってのレジェンドOBでもあるイタリア人指揮官は敵将であり、友人のロベルト・デ・ゼルビ監督にも触れながら、チーム状況を語っている。

「私は何か特別なことをしているわけではない。フィジカルコンディションを整えるためにトレーニングをしているだけ。このレベルのフットボールでは基本的なね。私は選手たちを人間として扱い、彼らがピッチでそれに応えてくれているんだ」

「私は満足している。謙遜するつもりもない。私好みの物事が見られているが、ほかにも改善すべきことがたくさんある。昨日は試合の準備がいつもより長くかかり、選手を少し困らせてしまった。デ・ゼルビはまた異なるタイプの監督だからだ」

「私は彼が好きだ。彼との試合に向けた準備は2倍の時間がかかる」

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