業者から現金受け取ったとして那須烏山市の元課長 収賄罪で在宅起訴 男性会社役員は贈賄罪で略式起訴

宇都宮地方検察庁は7日、那須烏山市発注の道路管理業務に絡み、業者から現金8万円を受け取ったとして、那須烏山市都市建設課の男性元課長(64)を収賄罪で在宅起訴しました。また、宇都宮区検察庁は那須烏山市の男性会社役員を贈賄罪で略式起訴しました。

起訴状によると元課長は2022年7月から9月頃、市が発注した道路の維持管理業務の業者選定で、有利な取り計らいを受けた謝礼などであると知りながら、業者から現金8万円を受け取ったとしています。

栃木県警は去年(2023年)9月に2人を収賄と贈賄の疑いでそれぞれ書類送検しました。

元課長は先月(2月)、停職6カ月の懲戒処分を受け、依願退職したということです。

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