海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」国内シリーズ 「栃木県版」今夏発売へ 編集担当者らが知事表敬

とちぎテレビ

海外旅行のガイドブックとして知られる「地球の歩き方」の国内シリーズからこの夏、北関東3県版がそれぞれ発売されることになりました。7日、栃木県庁へ報告に訪れた出版社の編集長らは、福田富一知事から全面協力を取り付けました。

県庁を訪れたのは「地球の歩き方」を制作する宮田崇取締役統括編集長や、栃木版の編集を担当する日隈理絵栃木担当プロデューサーなど4人です。

およそ160の国と地域の海外旅行のバイブルとして知られる「地球の歩き方」は、コロナ禍で出した「東京版」のヒットを皮切りに今月までに15のタイトルの国内版が発刊される予定です。

宮田統括編集長らは、栃木版の構成についておよそ500ページのなかに県内の人気スポットだけでなく25の市や町に根差す歴史や文化も盛り込みとちぎの旅辞典のようなガイドブックを目指したいと、福田知事に意気込みを語りました。

発売は北関東3県でそれぞれ今年の夏ごろを予定していて、「栃木版」の編集に当たっては地元タウン誌の「タウン情報もんみや」と協力しながら準備を進めるということです。

福田知事は県や市、町が全面的に支援することを約束し「北関東を知る情報源としてその再発見につながれば」と観光客の増加に期待を寄せました。

公式サイトでは、3月7日から4月12日まで栃木版の表紙を飾るイラストやご当地ネタなどを募集しているということです。

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