《センバツ甲子園》応援資金、クラファンで募る 群馬・健大高崎の生徒有志

 選抜高校野球大会に2年連続で出場する群馬県・健大高崎の生徒有志が、同校硬式野球部への応援資金の支援をクラウドファンディング(CF)で呼びかけている。

 CFは、スポーツを通じて絆を強め、活力ある学校づくりに役立てることが狙い。集まった資金は横断幕などの応援グッズ作成や、チアリーダー部の新ユニフォーム導入費用に充てる。

 有志の中心となる同校生徒会長の米山純太朗さんは「野球部が目標とする優勝のため、応援体制を充実させたい。温かい支援をいただきたい」と呼びかけている。米山さんは昨年も同様の企画を立案、38万円を集めた。

 期間は4月18日までで、目標額は100万円。学校応援コミュニティーサイト「Yellz(エールズ)」から支援できる。3千円以上の寄付をした人に、返礼品として、野球部OBや青柳博文監督のインタビューを盛り込んだ選抜出場記念誌を贈る予定。

 10日には高崎市の高崎オーパ前ペデストリアンデッキで告知イベントを開催する。同校ダンス部員のパフォーマンスなどで広く協力を呼びかける。午前11時~午後2時。

© 株式会社上毛新聞社