Wでうれしい! 大谷グラブ使い元プロ野球選手が野球教室 元阪神・星野おさむさん、児童とキャッチボール

大谷グローブを使ってキャッチボールをする児童と星野おさむさん(左)=埼玉県本庄市立本庄南小学校

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が寄贈したグローブを使った野球教室が4日、埼玉県本庄市立本庄南小学校(岡村和美校長、全児童数432人)で行われた。4年生72人が元プロ野球選手、星野おさむさん(53)から指導を受けた。

 同校に通称「大谷グローブ」が届いたのは昨年12月下旬。1月中は全国の児童に向けたメッセージと一緒に校長室に展示。2月から使用している。星野さんはさいたま市出身で阪神や近鉄、楽天で活躍していた。

 星野さんは大谷グローブを使って児童とキャッチボール。「ボールは上から持ってほしい」と説明した。「ボールを遠くへ投げたいときは、右手で投げる人は右足を思いっきり伸ばし腹筋や背筋、足の力を精いっぱい使ってください」とアドバイスしていた。

 少年野球のチームに所属しているという4年生の小林淳暉さんと岡田有咲さんは「投げ方や体の使い方が分かった」「試合の時に生かしたい」と話していた。

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