「ボーリングの早期実施、静岡県などに説明したい」リニア工事でJR東海の丹羽俊介社長

JR東海の丹羽社長は2024年2月の流域市町との意見交換を踏まえ、ボーリング調査に対する考えを静岡県などに説明したいと3月7日の記者会見で語りました。

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<JR東海 丹羽俊介社長>
「静岡県内のボーリングを早期に実施することで地質や湧水の状況を把握し、結果を公表することが、流域の関係者の皆さまの安心につながる思いは私どもとしても流域8市2町の皆さんと同じ気持ち。静岡県や他の利水関係者の方々に説明をしたい考えています」

7日に開かれた記者会見で、丹羽社長は先日の意見交換を踏まえて、大井川流域の市長たちと高速長尺先進ボーリングに対する考えが一致しているとして、県や利水関係者にも説明し理解を求めたいとしました。

リニア中央新幹線の工事をめぐっては、2月25日、丹羽社長と大井川流域の市長・町長が静岡市内で意見交換会を開いていました。

ボーリング調査は山梨県内で実施され、県境まで459メートルの地点で機材のメンテナンスを理由にストップしています。

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