中国国家外貨管理局。（資料写真、北京＝新華社記者/劉開雄）
【新華社北京3月8日】中国国家外貨管理局が7日に発表した2月末時点の外貨準備高は3兆2258億ドル（1ドル＝約148円）で、1月末から65億ドル（0.2％）増加した。
同局によると、2月は主要国・地域のマクロ経済データ、金融政策見通しなどが要因となってドル指数が上昇し、世界の金融資産価格は明暗が分かれた。為替換算や資産価格の変動などの要因が総合的に作用し、外貨準備高の増加をもたらした。中国経済は強靭（きょうじん）性が強く、潜在力が大きく、活力に満ちており、長期的に上向く傾向は引き続き揺るぎなく増強しており、外貨準備高が基本的な安定を維持する上で有利となっている。
