アルフィー・テンプルマン、ニュー・シングル「ラジオソウル」をリリース

英ロンドンを拠点に活動するシンガー・ソングライター / マルチ・インストゥルメンタリスト / プロデューサーのアルフィー・テンプルマン(Alfie Templeman)が、ニュー・シングル「ラジオソウル」を3月8日(金)にリリースしています。

アルフィー・テンプルマンは、8歳の時にRushのライヴに魅せられて曲づくりを始め、ドラム、ギター、キーボード、マンドリン、ハーモニカなど10個以上の楽器を独学で習得。2018年にEP『Like an Animal』でデビューし、2022年には1stフル・アルバム『Mellow Moon』をリリース。全世界でのストリーミング数は現在累計3億回を超えています。UKのインディーポップ・シーンの新星としてBBCラジオ、サンデー・タイムズ、The ObserverやVOGUE UK(ヴォーグ イギリス版)などからも注目を集めています。

2月12日にリリースした「Eyes Wide Shut」からわずか1ヵ月足らずで早くもリリースされた「ラジオソウル」は、SNSが人々に与える深い影響について歌われた作品で、実際にアルフィー自身がソーシャル・メディアから離れ、ノイズから逃れる場所を探している時に書かれたものです。

サイケデリック、ソウル、インディーの要素を巧みに組み合わせ、大胆かつ斬新なアプローチでアシッド・ポップの方向性を示したトラックは、ミュージシャンとして目覚ましい成長を遂げるアルフィーの音楽性を十分に感じられる1曲。ベースのタイトなグルーヴ、空間に響くサックスの色気、ステップを踏むように鳴るエレキギターの誘惑が混ざり合う万華鏡のような“5分間のサウンド・トリップ”が堪能できます。

また、アルフィーは大御所アーティストが参加する待望の2ndアルバム『ラジオソウル』のリリースも発表。自己発見のようなアルバムであり、サウンドはこれまで以上にジャンルを気まぐれに横断し、アルフィーのリリシズムに新たな鋭さと辛辣なユーモアを光らせる一方で、前作で特徴づけた幸福感を保っています。

何が起こるかわからない予測不能な状況にワクワクする感覚とエネルギーを含んだ各楽曲は、意図的に前のものと大幅に異なり、良い意味で奇妙で素晴らしく、眩しいほどの明るさに加え爆発的な瞬間、それでいて静かで生々しい反映的な瞬間について描かれており、前作から成熟したアルフィーの豊かな才能をパッケージングしたアルバムとなっています。

[コメント]
「Radiosoul」はソーシャルメディアが与える深い影響と向き合った作品です。
人々は自分の欠点を隠すために惜しみない努力をし、やがてそれが重荷となるというスパイラルに陥ることがある。
私にとってこの曲は、人間らしい小さな欠点を受け入れるのを助けるもので、聴く度に大きく暖かく包み込むような存在に育てたかったのです。少しの間携帯から離れて、頭痛のような感覚を解消するのは大事なことだし、心配することはない。
ただ深呼吸をして新鮮な空気を取り入れるみたいにね。
――アルフィー・テンプルマン

Photo by BLACKSOCKS

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