千葉県特産の醤油で作る新たなご当地グルメ、「黒アヒージョ」の料理コンテストが３月７日、富津市で開かれ、全１０メニューの中から２つのグランプリが誕生しました。
このコンテストは隠し味に県特産の醤油を使った新たなご当地グルメ「黒アヒージョ」を通じて、県産の農林水産物の魅力を周知しようと県が企画したものです。
７日、富津市のマザー牧場で行われたコンテストでは、販売価格が１３００円以上のプレミアム部門と１３００円以下のカジュアル部門で、一次審査を勝ち抜いた全１０メニューがグランプリを争いました。
審査の結果、プレミアム部門では濃厚なイカ墨を使ったベイサイド金谷LA MER BLEUEの地鰺とホンビノス、イカ墨のＷ黒アヒージョが。
カジュアル部門では独創的な発想が光った鉄板ダイニング楽今のさつまいもと林檎のデザート黒アヒージョが、それぞれグランプリに輝きました。
授賞式には熊谷知事も出席し、「どの作品も大変素晴らしかった。千葉県に名物料理を増やしていこうとする人たちと輪を作っていく取組みを加速させたい」と話しました。
ベイサイド金谷 ＬＡ ＭＥＲ ＢＬＥＵＥ 重城学 さん
「こだわったところはイカ墨と醤油とイカの塩辛の分量。（評価されたと思うのは）単純に一番黒かった、ポイントかなと思う」
鉄板ダイニング楽今 石毛良直 さん
「オリーブオイルと醤油をデザートにするのは難しかった。ニンニクも入るので黒ニンニクにしてフルーティな香りを出した、そこが難しかった。奥さんには深夜まで手伝ってもらって本当に感謝している」
