ジョン・ウィリアムズ、30年ぶりの来日公演を収めたライヴ・アルバムがフィジカル化決定

“映画音楽のレジェンド”ジョン・ウィリアムズが、2023年9月に30年ぶりに来日し行ったコンサートを収めたライヴ・アルバム『John Williams in Tokyo』。この度、スター・ウォーズの日(5月4日[土])の前日5月3日(金・祝)に発売される本作品のフィジカル仕様が発表されました。

ジョン・ウィリアムズは、小澤征爾の招きを受け、小澤征爾が総監督を務める〈セイジ・オザワ 松本フェスティバル〉、そして、それに合わせて開催されたクラシック音楽の名門レーベル「ドイツ・グラモフォン」の創立125周年を記念した特別公演のために来日。サイトウ・キネン・オーケストラとの初共演が実現しました。両公演のチケットは販売サイトに応募が殺到し、即日完売となるなど大きな話題となりました。

両公演は「スーパーマン・マーチ」「シンドラーのリストのテーマ」「王座の間とエンドタイトル」といったジョン・ウィリアムズ自身がこれまでに作曲した楽曲のプログラムで構成され、前半はセントルイス交響楽団音楽監督、ニューワールド交響楽団芸術監督、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務める世界的指揮者で、ジョン・ウィリアムズの長年の友人でもあるステファン・ドゥネーヴ、そしてジョン・ウィリアムズが後半を指揮する2部構成で開催されました。

アルバム『John Williams in Tokyo』は、東京・サントリーホールでのコンサートの模様を収めた待望のライヴ録音。デジタルでのリリースは既に発表されていましたが、フィジカルでもリリースされることが決定し、その仕様が明らかになりました。今作品のフィジカル・リリースは、通常盤CD、LP、Blu-ray、そして、CDとBlu-rayのデラックス・エディションの4形態。通常盤CDとLPはジョン・ウィリアムズが指揮した11曲と、今回世界初リリースとなる指揮者ステファン・ドゥネーヴが指揮した「Tributes! (for Seiji)」が収録されます。Blu-rayには、ステファン・ドゥネーヴが指揮した前半とジョン・ウィリアムズが指揮した後半をMCまでコンサート全編を余すところなく収録。また、Blu-rayの収録映像はステレオ、サラウンド、ドルビー・アトモスの3種類の音声でお楽しみいただけます。そして、CDとBlu-rayのデラックス・エディションはDSDマスターを使用したSA-CD~ハイブリッド仕様で、SA-CDには前半、後半の17曲(MCのぞく)が収録され、こちらのBlu-rayにはコンサート全編に加え、今作のために収録されたジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネーヴのインタビュー映像も加わった豪華な内容となる予定です。

『John Williams in Tokyo』は5月3日にリリース。発売に先駆けて、アルバムより「シンドラーのリストのテーマ」の先行配信がスタートし、ミュージック・ビデオも公開されています。

©Michiharu Okubo

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