カルビーは、3月7日（木）に「江戸味噌の味わいを再現した『堅あげポテト』新商品発売イベント」を、東京国立近代美術館内にある「ラー・エ・ミクニ」で開催。フードアドバイザーの三國清三シェフが出席し、渾身のコラボレーション商品や監修メニューについて語った。（取材・文・写真＝赤山恭子）
■ダメだしを重ねバランスの取れた味へ
「江戸味噌の味わいを再現した『堅あげポテト』新商品発売イベント」では、堅あげポテトの新商品となる“幻の江戸味噌味”が紹介された。本商品は、三國シェフと東京江戸味噌が監修した「日本を愉しむプロジェクト」の第6弾となっている。
「堅あげポテト 幻の江戸味噌味」の開発にあたって、カルビーの堅あげポテトチーム・福原椋太は「シェフの店に何度もお邪魔して、ダメ出しとも言えるアドバイスをいただきました」と試行錯誤を重ねたとコメント。三國シェフは「味噌（の味）がきてるか、きてないか。ただ、きすぎてもダメ。最初からがつんとくると飽きちゃうので、その辺のバランスがね」と、開発のエピソードを明かした。江戸味噌の味わいの表現とうまみのバランスをこだわり抜き、胡椒を隠し味にしたことで納得の完成形に至ったという。
三國シェフは、「ポテトチップスは小さい子からご年配まで食べるから、万人にうけないといけない。でも（江戸味噌の味が）きていないといけない。そこは難しかったよね」と振り返り、福原も最後のOKが出たときは「ほっとしました」と笑顔を見せた。
■三國シェフ考案の“春を感じさせる”アレンジレシピも
なお、この日はイベント限定で「堅あげポテト 幻の江戸味噌味」を使った三國シェフ考案のオリジナルメニュー「“TOKYO X”のエスカロープ、江戸サラダと『堅あげポテト 幻の江戸味噌味』添え」もお披露目。豚肉のステーキの上に、東京江戸野菜2種類と東京野菜が合わさり、「堅あげポテト幻の江戸味噌味」がまぶされている。
三國は「“家庭でも作れるようなレシピ”というカルビーの注文が入ったので（笑）、ご家庭でも豚肉と野菜とポテトチップスで召し上がっていただけます。全部スーパーで手に入る商品です」と胸を張った。
実際に試食したところ、「堅あげポテト 幻の江戸味噌味」の風味が漂った1品に仕上がっていた。豚肉、野菜、そして「堅あげポテト 幻の江戸味噌味」のそれぞれ異なる食感が感じられ、野菜の色の鮮やかさが目にも楽しく、春の食卓にぴったり。しょうがのドレッシングもポイントとなり、さっぱりとした口当たりでいくらでも食べ進めていくことができるので、ぜひご家庭でもトライしてみてほしい。
【「堅あげポテト 幻の江戸味噌味」概要】
発売日：3月18日（月） ※3月25日（月）から全国のコンビニエンスストア以外でも発売
販売場所：全国のコンビニエンスストア
