「家庭と仕事の両立には大変な部分を可視化してパートナーと共有することが大切」 女性の活躍を後押し 銀行員と家族が参加 イクメン養成キャラバン

男性の家事や育児への参加を促そうと、鳥取県鳥取市の銀行で「イクメン養成キャラバン」が開かれました。

このイベントは女性の活躍を後押ししている鳥取銀行が、男性の家事や育児参加を促し、女性の負担を減らそうと初めて企画しました。

この日は行員やその家族など14組が参加。

最初の講演では、101日間の育休を経験した男性が、「家庭と仕事の両立には大変な部分を可視化してパートナーと共有することが大切」などと語りました。

次に行われたグループワークでは、参加者が先輩パパや先輩ママから経験談を聞いたり、互いの悩みを共有したりするなどして交流しました。

参加者
「(育休から)仕事に復帰してから妻に任せっきりになったりする部分もあったので、今回の機会でそういうところを見直したい」

また、会場には妊婦ベストが用意され、実際に妊婦がどれだけ大変かを体験しました。

奥さんが妊娠中の男性
「階段の上り下りとか大変だろうなと想像できてよかった。妻の気持ちも分かってあげられたと思う」

鳥取銀行 人事部兼人材開発室 小谷剛司さん
「分からない不安が大きいと思う。それを知ることで少しでも不安を和らげてもらって、スムーズな育休の取得につなげていきたい」

鳥取銀行では
男性の育休率は100%ですが、より取りやすい環境作りをしていきたいとしています。

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