ミュージカル『魔女の宅急便』2024年版が開幕 山戸穂乃葉「がむしゃらにお芝居出来たら」

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ミュージカル『魔女の宅急便』が、2024年3月8日(金) に東京・日本青年館ホールで開幕。それに先立ち、3月7日(木) に公開ゲネプロと初日前会見が行われた。

『魔女の宅急便』は、児童文学作家・角野栄子が執筆した全6巻の児童書。1989年にスタジオジブリが宮崎駿監督でアニメーション映画化し、日本のみならず世界的に有名な作品となった。ミュージカル版は、2017年・18年・21年に上演されており、今回が4度目となる。

今回キキ役に抜擢されたのは、2022年に行われた第9回「東宝シンデレラ」オーディションでミュージカル賞を受賞し、本作がミュージカル初挑戦となる山戸穂乃葉。さらに、キキの相手役となるトンボ役で深田竜生、キキの母であるコキリ役で生田智子、キキの父オキノ役で横山だいすけ、キキが居候するコリコの街のパン屋のおかみさんおソノ役で白羽ゆり、おソノの旦那さんフクオ役で藤原一裕(ライセンス)が出演する。

撮影:伊藤智美

初日を迎えるにあたり、山戸は「キキに決まった時は、初めてのミュージカルで主演ということで、とても不安が大きかったです。でも今は緊張をしていなくて、楽しんで頑張ろうと思っています。稽古場で、初めて言った一言目の台詞は、今考えると声も低かったですし、キキの声ではなかったと思います。多分ほかの人と比べても自分の元の声が低いので、13歳のキキとして、高い声で、元気に純粋に、がむしゃらにお芝居出来たらと思います」と意気込みを語った。

また深田は「稽古を重ねてきて、よりこの作品が大好きになりました。明日からの本番も楽しんで、トンボとして生きたいと思います。自信は……バッチリです。稽古場では、山戸さんにリードして頂いていました。芝居のエネルギーもキャッチボールなので、自分を助けていただきましたし、先ほどもとても緊張していたんですが、キキは緊張してなかったのを見習って、本番中は僕がリード出来たらと思います」と稽古場でのエピソードも明かした。

『魔女の宅急便』は2024年3月17日(日) まで同所で上演後、3月21日(木) から25日(月) に大阪・新歌舞伎座で上演される。

■山戸穂乃葉 コメント キキに決まった時は、初めてのミュージカルで主演ということで、とても不安が大きかったです。でも今は緊張をしていなくて、楽しんで頑張ろうと思っています。稽古場で、初めて言った一言目の台詞は、今考えると声も低かったですし、キキの声ではなかったと思います。多分ほかの人と比べても自分の元の声が低いので、13歳のキキとして、高い声で、元気に純粋に、がむしゃらにお芝居出来たらと思います。2時間半のお芝居の中で、キキとトンボの大きな成長をお届けしたいと思っています。最後のキュンキュンシーンもお楽しみに! ぜひ劇場にいらしてください。

■深田竜生 コメント 稽古を重ねてきて、よりこの作品が大好きになりました。明日からの本番も楽しんで、トンボとして生きたいと思います。自信は……バッチリです。稽古場では、山戸さんにリードして頂いていました。芝居のエネルギーもキャッチボールなので、自分を助けていただきましたし、先ほどもとても緊張していたんですが、キキは緊張してなかったのを見習って、本番中は僕がリード出来たらと思います。稽古を重ねてきて、声が通るようになったのかなと思います。1公演1公演、日々挑戦して、ほかの出演者の方の演技を吸収できるところはしながら頑張りたいです。

■白羽ゆり コメント 初演の頃は、誰もが知っている作品というイメージを守りたいなという気持ちが強くて必死でしたが、今回はキキちゃんの生き生きしたフレッシュな姿を見ていてとても嬉しく、キキちゃんを中心に回っているなって感じています。山戸さんと深田さんは、役にちゃんと向き合って、キキちゃんととんぼの成長は、おふたりの成長と重なってみえて、すごいなと感じています。

■生田智子 コメント お芝居とはいえ、キキに「私、愛されてる」という安心感や幸福感を感じてもらえるように、リアルなお母さんを演じたいといつも思っています。最初に山戸さんに会った時はとても大人っぽいという印象でしたが、一か月の稽古を経て、「13歳のかわいいキキちゃん」になっていて、本当にびっくりしていますし、とても楽しみです。

■横山だいすけ コメント 娘キキが生まれた時から、成長して旅立つまで、親として愛情を込めて見守っています。お客様にもきっと同じくキキの成長を見守っていただけると感じています。
この物語では、キキだけでなく、トンボやそれぞれのキャラクターの成長も感じます。そして自分自身もこの物語の中で生きていると実感しながら、明日に向かって生き続けます。

■藤原一裕(ライセンス) コメント 自分の役の見どころを皆さんが本当に注目されていると思いますが。台詞は無い役柄ですが1回だけ咳払いがあります(笑)。そこに全てが集約されています。それを見逃さないで、観ていただきたいです。歌はもちろん歌っています! 稽古場に行くたびに、キキとトンボになっていくふたりを見ていて、若い人ってこんなに短期間に成長するんだと、素晴らしいと感じました。

<公演情報>
ミュージカル『魔女の宅急便』

原作・監修:角野栄子『魔女の宅急便』福音館書店刊
脚本・演出・振付:岸本功喜
作曲・音楽監督:小島良太

出演:山戸穂乃葉、深田竜生、生田智子、横山だいすけ、藤原一裕(ライセンス)、白羽ゆり ほか

【東京公演】
日程:2024年3月8日(金)~17日(日)
会場:日本青年館ホール

【大阪公演】
日程:2024年3月21日(木)~25日(月)
会場:新歌舞伎座

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2347738

公式サイト:
http://www.musical-majotaku.jp/

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