米ディズニーランド従業員が集団提訴、残業代など巡り カリフォルニア州

Daniel Wiessner

[7日 ロイター] - 米カリフォルニア州南部のディズニーランドで保守管理に従事する労働者が、ウォルト・ディズニーのテーマパーク部門を相手取った集団訴訟を同州の裁判所に起こした。原告は、州法で規定された残業代や休憩時間を与えられていないなどと主張している。

訴訟は100人超の従業員を代表し、「最大7桁の支払い」をディズニーに求めている。

原告側は、ディズニーが従業員に自前の工具を使うことを強要しているにもかかわらず、州法で規定されている割増金を支払っていないと説明。また、本来より安い残業代を支払っているほか、食事や休憩時間中にも勤務を求め、その際の賃金を支払っていないと批判している。

ディズニー側は直ちにコメントに応じていない。

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