信州大入試でまたミス 答案用紙の一部を回収もれ【長野市】

ミスの発覚が相次いでいます。信州大学は先月の教育学部の入試で、受験生2人分の答案用紙の一部を回収していなかったと発表しました。

■信州大学・平野吉直 理事
「この度は本当に申し訳ありませんでした」

答案用紙の未回収があったのは、先月25日にあった教育学部の入試の数学です。
受験生は答えを出すまでの過程を含めて2枚の用紙に記入します。しかし受験生2人分の答案用紙1枚を回収していませんでした。
大学は試験直後に未回収に気付きましたが1枚目で回答が完結していたため「問題ない」と判断。

しかし…

■信州大学教育学部・村松浩幸 学部長
「(2枚目に記入がある)可能性がゼロではなかったわけでございますので、そこは確認する必要が当然あったと。本来あってはならないミスだったということで」

採点の担当者からの指摘で問題を認識。受験生に確認したところ未回収分は白紙で、合否の判定に影響はなかったということです。
信州大学の入試では、2つの学部の「国語」の出題文で、合わせて3カ所の誤字があったこともこれまでに明らかになっています。

■信州大学・平野吉直 理事
「度重なるミスはですね、学長はじめ本学として極めて重大な問題であるという認識をしております。全学をあげて再発防止をこれから徹底させていきたいと考えております」

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