米軍人と経ケ岬通信所周辺住民がバレーで交流 「言葉の壁超え交流、めっちゃ楽しい」

ビーチボールバレーで交流を深める米軍経ケ岬通信所の軍人や地元住民ら(京丹後市弥栄町・弥栄総合運動公園社会体育館)

 米軍経ケ岬通信所(京都府京丹後市丹後町)に勤務する米軍人と周辺住民が親睦を深める「日米交流ビーチボールバレー大会」が2日、同市弥栄町の弥栄総合運動公園社会体育館で開かれた。参加者らはプレーを楽しみ、心地よい汗を流した。

 防衛省近畿中部防衛局が同通信所と周辺地域に友好関係を築いてもらおうと、2019年10月に初めて企画。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5年ぶりの開催となった。

 米軍人16人をはじめ、地元住民や中学生ら約100人が参加。1チーム4人の16チームに分かれ、各チームに米軍人1人が加わった。直径約30センチのビーチボールを3回目で相手コートに返すルールで対戦。中学生らが力強いスパイクを打つのに対し、米軍人は長身を生かした華麗な守備で試合を盛り上げた。

 米陸軍第14ミサイル防衛中隊の3等軍曹(25)は「地元の人たちと一緒に汗を流し、気持ち良かった」と笑顔を見せた。同じチームでプレーした美容師(45)=同市峰山町=は「体を動かすことで言葉の壁を超えた交流ができ、めっちゃ楽しかった」と話していた。

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