ママ・パパ用の休息室を併設 川崎に新スタイルの一時預かり保育施設オープン JR武蔵小杉駅から徒歩1分

夜泣きなどで睡眠不足の人向けの「Nemuro」(三井不動産提供)

 三井不動産(東京都)などは、ママ・パパ用の休息室を併設した一時預かり保育施設「YASMO(やすも)」をJR武蔵小杉駅(川崎市中原区)徒歩1分の場所にオープンした。子育て中の社員の提案によって生まれた新しいスタイルの保育サービス。「頼って休める世の中にしたい」─。そんな思いが根底にある。

 約120平方メートルの施設に12の休息室を設置。授乳や夜泣きで睡眠時間が不足しがちな人向けの「Nemuro(ねむろ)」、好きな動画を見たり読書をしたりして過ごす「Komoro(こもろ)」、マッサージグッズで自身をケアする「Hoguso(ほぐそ)」の3種類を用意した。

 保育の対象は生後3カ月からの未就学児。木製のおもちゃなどをそろえ、利用後は保育カードで子どもの様子を伝える。

 事業は、三井不グループの事業提案制度から生まれた。同社が住宅や商業施設の開発を進め、子育て世代も多い武蔵小杉エリアを第1号拠点に選んだ。

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