フレッド・ハーシュ、ECMからの初のソロ・アルバム『サイレント、リスニング』を4月に発表

ジャズ・ピアニストのフレッド・ハーシュ(Fred Hersch)が、名門レーベル「ECM」からの初のソロ・アルバム『サイレント、リスニング』を4月19日(金)に発表します。アルバムからの先行トラック「Akrasia」が公開されています。

エンリコ・ラヴァとのデュオ・アルバム『サ・ソング・イス・ユー』(2022年)に続いてECMからリリースされるこのアルバムで、ハーシュはオリジナル曲やスタンダード曲をも、注意深くもオープンな即興演奏で披露しています。新作については「私は、アルバムは最初から最後まで完全な音楽的声明であるという考えを今でも信じています」とコメント。「私にとって、アルバムはストーリーを語るものでなければならない」とも語っています。「ジャズ・ミュージシャンとしての人生でもっとも幸せだったことは、もっとも有機的に起こったことだった。エンリコとのレコーディングは、とても自然発生的に行なわれたもので、何か特別なことが起こっていることを認識した。その後、マンフレート(・アイヒャー / ECM創設者)をプロデューサーに迎えて、同じホール(私の耳には音響が完璧に近い)、同じピアノでソロ・アルバムを作りたいと言ったんだ」。

(c)Roberto Cifarelli / ECM Records

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