『LIFE』大胆リメイクで依頼殺到!椅子をよみがえらせる女性職人に密着!

古い椅子を大胆にリメイクし、新たな息を吹き込む、椅子張り職人の新子真希さん。「世界にひとつだけの椅子に生まれ変わる」と、依頼は3カ月先まで埋まるという人気ぶり。椅子張り職人の枠を超えて挑戦し続ける、新子さんの日々に密着する!

奈良県香芝市にある工房「リブリーチェア」は、椅子張り職人の新子真希さんが古い椅子をリメイクする椅子張り工房。古くなった椅子が「世界にひとつだけの特別なものに生まれ変わる」と評判を呼び、3カ月先まで依頼が埋まるほどの人気ぶりだ。生地やクッションを張り替えるだけで見違えるほど変身する椅子やソファ。工房に持ち込まれるのは、長く愛用して古くなった、思い出あふれる椅子たちである。そんな椅子をポップなデザインで大胆にリメイク。「使えるものはずっと使いたい」という思いの新子さん。その手助けができる椅子張りという仕事は「自分の使命」と語る。

奈良市で生まれ育った新子さんは、林業を営む祖父の影響もあり、大学卒業後に奈良にある県立高等専門学校の家具工芸科に進みます。家具作りを勉強し、大阪の木工所に就職したところ、会社の経営悪化により解雇。そして出会ったのが、椅子張りを専門にする工房でした。当時は“男の世界”というイメージのあった椅子張りの仕事に飛び込み、10年かかるといわれた職人の工程をわずか2年で習得。5年後に工房を退職した後、28歳で独立し、2018年、現在の場所に自らの工房「リブリーチェア」を構えた。

確かな修理の腕とセンスあるデザインで人気の椅子張り職人となった新子さん。現在は、二児の母として子育てをしながら日々奮闘中です。工房の隣にはご主人が店主を務める雑貨&カフェのスペースも。カフェはショールーム的な役割も果たしています。多忙な日々を送る新子さんですが、ご主人のお母さんにかわいらしいスツールを作ってプレゼントしたり、小学生になる長女のためにランドセルを作ったり…。さらに、椅子張り職人の枠を超え、新たなことに挑戦しようと意気込む新子さん。それは、古民家を改装し、ゲストハウスをオープンすることだった。その手始めに、友人から譲り受けたソファのリメイクに取り掛かる。友人の思い出が詰まったソファはどのように生まれ変わるのでしょうか?

◆LIFE
2024年3月9日(土) 午前11時00分~午前11時30分
「LIFE」
(ナレーション)佐々木蔵之介
※関西エリアで放送
※放送後、TVerとABEMAで見逃し配信あり

© 株式会社ジェイプレス社