季節の変わり目 春の寒暖差疲労に注意!(解説:#気象予報士 #穂川果音)

3月に入り、春らしい気温の日も増えてきましたよね。ただ、三寒四温という言葉もあるように暖かくなったかと思えば、急に寒くなったりと気温の変化が大きい季節でもあります。そんな春に気をつけていただきたいのが寒暖差疲労です。 寒暖差疲労とは、1日の気温差はもちろんのこと。1週間を通して急激に気温が上がったり、また気温が下がったりした日も注意が必要です。そして、室外では寒かったとしても、室内では温かい暖房器具を使ってますよね。こういった室外と室内の気温差にも注意が必要です。 こういった気温差によって自律神経が乱れ、頭痛やめまい、食欲不振などの症状が出やすくなることがあります。こういった寒暖差疲労十分に注意が必要なんですが、特に1日の気温差が7度以上ある日は注意が必要です。こちらは1日の気温差が大きかったある日の天気図を見てきます。 午前中は低気圧に向かって暖かい空気が入り込み、主に太平洋側の地域では気温が上昇しました。ただ、この低気圧が過ぎ去っていくと上空にあった、強い寒気が入り込み、一気に気温が低くなりました。実際に東京都心の気温は最高気温25.3度に対し、最低気温も5.7度、1日の気温差が20度近くにまでなったのです。 その他の地域でも、1年の中で最も寒暖差が大きかった日を調べてみました。こちらを見ていただくと、九州から関東甲信地方いずれも気温差が大きいのが3月になっているのがわかります。日中の気温が15度以上も変化があると体が疲れてしまいますよね。 さて、この先は特に寒暖差に注意をした方が良い日はあるのでしょうか。天気を見ていきます。この先もやはり春ということもあり、1日の気温差大きい日が続きますが、特に週明けの月曜日、一日の気温差が10度以上になるところも多くなりそうです。 特に来週の月曜日は、寒暖差に十分に注意をしてください。 #寒暖差疲労 #春 #気温差 #週間天気 #サニースポット

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