吉田優利「金曜日なのにめちゃくちゃ人が…」 ジャパンゴルフフェアに初参加

吉田優利は近日中に渡米し、新シーズンに備える(撮影/内山孝志朗)

女子プロゴルファーの吉田優利が8日、神奈川県のパシフィコ横浜で行われたジャパンゴルフフェアに初参加。同じく女子プロの松田鈴英とともに契約を結ぶブリヂストンゴルフのブースでトークショーやじゃんけん大会を行い、ファンとの交流を楽しんだ。

これまではツアー出場のために参加できなかった国内最大の“ゴルフ見本市”。所狭しと並べられた企業のブースや、ブースからあふれるほど集まった大勢のギャラリーに囲まれた。

「こんなに(規模が)大きいと思わなかった。きょうは金曜日なのにめちゃくちゃ人がいてビックリ。見に来てくれて、すごくうれしい」と笑顔で話した。

ことしから主戦場を米女子ツアーに移す。近日中に渡米し、2週後の「ファーヒルズ朴セリ選手権」(3月21日開幕/カリフォルニア州パロスバーデスGC)で新シーズンをスタートさせる。

ともに昨年の予選会(QT)を突破した高校の後輩・西郷真央らよりもゆっくりとした始動となるが、「良い準備をしたかった。技術やフィジカルなどいろいろな課題があったので、そこに時間をかけようと」。あえて余裕を持ったスケジュールを組んだ。

松田鈴英(右)とブリヂストンゴルフのトークショーに参加した(撮影/内山孝志朗)

2月には男女プロでペアを組んで戦う一日競技「HEIWA×PGM チャリティゴルフ」にも出場したが、正式な試合は昨季の国内ツアー最終戦「ツアー選手権リコーカップ」が最後。「(試合勘が)変わりなくいけるかって言われたらそうじゃないかもしれないけど、それも自分が選んだことなので経験になるかな」と期待を胸に秘める。

西郷や稲見萌寧ら日本勢との再会を心待ちにし、「ワクワクもするし、不安もある。この中で自分がどれだけいけるかのイメージができないけど、それも1年かけて把握したいし、シーズンを通して臨機応変に対応できたら」。新天地での戦いに気持ちを高めた。(編集部・内山孝志朗)

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