柔道のパリ五輪男子日本代表内定選手が8日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで実施中の強化合宿を報道陣に公開し、男子66キロ級の阿部一二三は「パリの舞台で力を証明する。圧倒的に勝ちたい」と2連覇への意気込みを語った。
合宿には実業団や大学からも参加し、阿部は1階級上の実力者と組んで精力的に汗を流した。コロナ禍での東京五輪は無観客開催。柔道熱が高いパリでの五輪は多くの観客が見込まれ「全く別物の五輪。わくわくしつつ、落ち着いて闘えれば」と祭典を見据える。
五輪代表内定7人全てがそろう合宿は初。鈴木桂治監督は「目標は全員が金メダル。力を合わせて進みたい」と述べた。
