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BMWモトラッドは、ツーリングエンデューロモデルであるR1250GSアドベンチャーの日本限定特別仕様車「R1250GSアドベンチャーアルティメットエディション」を2024年3月4日より販売開始した。また、同年3月22日からは新型F900/800GSが発売予定となっている。
●文:ヤングマシン編集部 ●写真:BMWモトラッド ●外部リンク:BMWモトラッド
人気エンデューロR1250GSに日本限定モデルが登場
BMWモトラッドの伝統的な2気筒水平対向エンジン(ボクサーエンジン)を搭載し、大容量燃料タンクや、あらゆる地形における長距離ツーリングを快適にするためのハイレベルな機能性と快適性を備えたR1250GSアドベンチャー。
今回発表されたアルティメットエディションでは、シンプルでエレガントなブラックストームメタリック / ブラック / アガットグレイのカラーに、高級感のあるアルミ削り出しパーツ、ビレットパックシャドウや、アルミニウムフューエルタンク、アクラポビッチ製スポーツサイレンサー、ブラック塗装のアルミニウムパニアケース及びトップケース、スモークハイウインドシールドを特別に装備。
さらに「ULTIMATE EDITION」の文字が印字された限定ステッカーがフロントカウル、限定エンブレムが車両及びケース類に装着されており、R 1250 GS Adventureをよりラグジュアリーかつ所有感を盛り上げる仕様にしている。
直列2気筒エンジンを搭載するFシリーズからは2つの新型が登場
一方、直列2気筒エンジンを搭載するFシリーズのGSモデル、F900GSとF800GSは、さらに洗練されたオフロード、ツーリング、アドベンチャー性能を追求した新型が登場する。
両モデルは、前モデルとなるF850/750GSと比べて、大容量化、高出力化されたエンジンを搭載。F900GSでは77 kW(105PS)、F800GSでは64 kW(87PS)を発生し、ピークパワーがそれぞれ10PSと大幅に向上したことに加え、トルクカーブがより豊かになり、牽引力と加速が向上している。
また、どちらのモデルも2つのライディングモードやABSプロ、DTCなどの先進的な電子制御を標準搭載。出力の増したエンジンを搭載しながら、扱いやすさも確保している。
特筆すべきはF900GSのアップデートだ。広範囲に及ぶ多くの革新的技術が採用されており、オフロード特性の向上と、先代モデル比で約14kgの大幅な軽量化により、モーターサイクルの用途が大幅に拡大され、ことさらスポーティに仕上げられている。
一方で新型F800GSは、エントリーレベルのライダーからベテランライダーまで幅広い用途に適したモデルで、同カテゴリーの競合モデルに対して競争力のある仕様および価格となっている。
4月から10車種値上げ
ライダーにとっては世知辛いアナウンスも飛び込んできた。2024年4月1日からは、10車種の価格改定が予定されているというのだ。値上げ幅は+9000円から+17万8000円までと幅広いが、該当モデルが欲しいなら今が買いどきといえるだろう。
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