バルセロナのシャビ監督、負傷繰り返すペドリにかけた言葉とは?「これが最後の……」

写真:筋肉系のトラブルに悩まされ続けているバルセロナのペドリ ©Getty Images

バルセロナのシャビ監督が、同クラブに所属するスペイン代表MFペドリにかけた言葉に注目が集まっている。

ペドリは、現地時間3月3日に行われたラ・リーガ第27節のアスレティック・ビルバオ戦に先発出場したものの、前半45分にベンチへと退いた。相手選手との強い接触がないなかで右足大腿直筋の下部分を負傷し、ベンチに座った際には涙を流している様子がカメラに捉えられていた。

ペドリは長らく、右足大腿直筋の負傷に苦しんでいる。今季も同箇所を痛めて約2カ月間戦線を離脱しており、涙を流す様子から負傷の再発を懸念する声もあった。

しかし、今回ペドリが痛めたのは長年苦しめられてきた負傷箇所とは別だったことが後に判明。最悪の場合はシーズンアウトの可能性も囁かれていたなかで、予想よりも早く復帰を果たせる可能性が出てきている。

現地時間3月8日に行われる第28節のマジョルカ戦を前に記者会見へと出席したシャビ監督は、ペドリの負傷について問われると「我々はこの手の負傷を防ぐための完璧な努力をしている」と語り、次のように続けた。

「とりわけ、ペドリは食事や栄養面でも管理していた。しかし、なかにはコントロールできないこともあるんだ」

「ペドリには『これが最後の負傷だよ』と伝えたんだ。当初思っていたより重傷ではなかったしね」

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