「大きなミスをしないように」西郷真央は通算4アンダーで週末へ

ボギー先行から巻き返して連日の「70」(Zhizhao Wu/Getty Images)

◇米国女子◇ブルーベイLPGA 2日目(8日)◇鑑湖ブルーベイGC(中国)◇6675yd(パー72)

今季から米ツアーに本格参戦する西郷真央が通算4アンダー、ホールアウト時点で12位前後と決勝ラウンド進出を確実にした。

午前組スタートでいきなり10番をボギーにしたが、13番でスコアを戻して前半はパープレー。後半は5番でバーディを奪ったものの、惜しいチャンスを逃し続ける展開で最終9番にようやく2mのバーディパットを沈め、3バーディ、1ボギーの「70」とした。

西郷は中継局WOWOWのインタビューで「すごくショットが良かったので、もう少しバーディを獲りたかった」とひと筋違い、タッチのわずかな強弱で多くのバーディパットを決められなかったことを振り返った。

何度も口にしたのは「大きなミス」という言葉。初日は午後組で強風の中でプレーし、この日は朝から強い風が吹いたことを受けて「大きなミスをしないように心がけた」「大きなミスがなかったことは評価したい」とコメント。決勝ラウンド向けて「まだピン位置はかなり易しくて、これからもっと難しいところに切られると思うので、大きなミスをしないように注意したい」と語った。

2024年初戦で32位だった1月「ドライブオン選手権」以来、前週2位の国内ツアー「ダイキンオーキッドレディス」を挟んで、6週ぶりの米ツアー2戦目。リスクマネジメントに心を割いて、上位、優勝争いをうかがっていく。

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