ガルシア・マルケス氏の遺作発売 ノーベル賞作家、未完の小説

ガブリエル・ガルシア・マルケス氏(AP=共同)

 【サンパウロ共同】ノーベル文学賞を受賞し2014年に亡くなったコロンビア人作家、故ガブリエル・ガルシア・マルケス氏の未完の小説として知られた遺作「出会いはいつも八月」が6日に中南米など世界各地で発売され、話題を集めている。邦訳版は今月27日に発売予定。

 作品はカリブ海の島が舞台。母親が埋葬されている島に毎年8月に訪れ、男性と一夜限りの関係を結ぶ女性を描いた。地元メディアなどによると、ガルシア・マルケス氏は執筆を進める中で認知症を患い、未完のまま死去した。

 今年死去10年を迎えることから、家族や編集者らが出版の準備を進め、スペイン語版が3月6日の誕生日に合わせて発売された。

6日、メキシコの首都メキシコ市の書店で、ガブリエル・ガルシア・マルケス氏の遺作「出会いはいつも八月」を手にする人(AP=共同)

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