「悩みがあれば抱え込まず相談を」3月は自殺対策強化月間 岡山県の職員らが自殺予防の啓発活動

3月は「自殺対策強化月間」です。8日朝、岡山県の職員らがJR岡山駅の利用者らに、悩みがあれば抱え込まず専門機関に相談してほしいと呼び掛けました。

岡山県や岡山市、県司法書士会などの約40人が、相談窓口が書かれたポケットティッシュを配りながら、悩みがある人は相談してほしいと呼び掛けました。

3月は国が定める「自殺対策強化月間」です。県によりますと、3月は学校や職場の環境が変わり、心の不調を訴える人が多い傾向にあるということです。

(岡山県保健医療部健康推進課/佐藤勇夫 総括参事)
「とにかく抱え込まず、話すことで、少しでも気分が楽になることがあれば、積極的にご利用いただきたい」

警察庁の統計によると、2023年の県内の自殺者は前の年より6人多い302人となっています。県は、こころの悩みについて電話で相談に応じる窓口を設けています。【こころの健康相談 086ー201ー0828】

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