住宅の焼け跡や空き家から3人の遺体が見つかった事件 父親と兄殺害容疑と放火容疑で次男を容疑者死亡のまま書類送検 秋田・由利本荘市

去年10月、秋田県由利本荘市で、火事で焼けた住宅と敷地内にある空き家から当時66歳の男性と30代の息子2人の遺体が見つかった事件で、秋田県警は8日、男性の次男(当時35)を殺人と現住建造物等放火の疑いで容疑者死亡のまま書類送検しました。

警察によりますと次男は去年10月9日ごろ、由利本荘市出戸町の自宅やその周辺で、父親(当時66)と兄(当時38)の頭を金づちで殴って殺害した後、自宅2階にある自身の部屋に火をつけた疑いがもたれています。父親と兄の遺体は自宅敷地内の空き家から見つかったほか、次男は自宅2階の焼けた部屋から遺体で見つかりました。次男の死因は首の動脈が切られたことによる失血死でした。

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