「やりました」フィリピン国籍の工員を送検 スーパー強盗事件で「実行役」か 広島・福山市

去年12月、広島県福山市のスーパーマーケットで現金が奪われた強盗事件で、フィリピン国籍の男が8日、送検されました。

強盗などの疑いで送検されたのは、フィリピン国籍で尾道市に住む工員の男(28)です。

警察によりますと、男はほかの男2人と共謀。去年12月、福山市のスーパーマーケットでアルバイト従業員の男性(20)に包丁を突きつけ、「お金を出してください」と脅し、現金およそ52万円を奪った疑いが持たれています。

調べに対して「やりました」と容疑を認めているということです。

警察は現場近くの防犯カメラの映像を基に、2月、いずれも工員で、福山市の男(29)と住所不定の男(52)(=その後、処分保留で釈放)を逮捕。そして、6日夜、フィリピン国籍の男を自宅付近の路上で逮捕していました。

警察は、3人が仕事を通じた知人で、フィリピン国籍の男と福山市の男が「実行役」、住所不定の男が「運転手役」を務めたとみて捜査しています

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