「国際女性デー」に合わせ ブルワリーの女性スタッフがビール造り【長野・松本市】

3月8日は女性の人権や地位向上について考え行動しようと制定された「国際女性デー」です。松本市の醸造所では、女性スタッフがビール造りを体験しました。

ピンク色の靴を履いて作業する女性たち。ビールを手掛ける「松本ブルワリー」のスタッフです。普段は店頭で販売などをしていますが、ビール造りに挑戦です。

「結構力がいる」

麦汁を取り出した後の麦芽のかすを、釜からかき出していきます。

■女性スタッフ
「奥の方からしっかりかき出さないといけないので、腕に結構力を入れてやった」

アメリカのビール業界で働く女性団体が「国際女性デー」に合わせて企画した取り組みです。世界各地の企業が同じホップを使ってビールを造ります。

■松本ブルワリー・林幸一 社長
「女性が活躍出来る会社を目指していきたいと思っている。心を込めて造ったものをお客さんに飲んでもらって、『おいしい!』と言って頂けることがやりがいにつながると思う」

■女性スタッフ
「ビール造りに女性は普段携わる機会がないイメージが強いけど、(女性が)活躍出来ることを皆さんに知ってもらえる機会になったらいい。私たちのビールを手に取ってくれた女性に自分たちももっと頑張ろうじゃないけどそうやって思ってもらえたらうれしい」

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