「366日」広瀬アリス&眞栄田郷敦の同級生役で坂東龍汰、長濱ねる、綱啓永が出演。月9初出演に歓喜

坂東龍汰長濱ねる綱啓永が、フジテレビ系で4月8日にスタートする連続ドラマ「366日」(月曜午後9:00。初回15分拡大)に出演することが分かった。3人は「月9」初出演を果たし、主人公・雪平明日香(広瀬アリス)と水野遥斗(眞栄田郷敦)にとって、大切な高校時代の同級生役で登場する。

「366日」は、HYの名曲「366日」の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代の同級生である明日香と遥斗は、当時両思いだったが、タイミングが悪くすれ違い続けた。しかし、同窓会で12年ぶりに再会し、実らなかった恋をかなえようと再び動き出す。そんな2人が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語だ。

坂東が演じるのは、遥斗の親友・小川智也。体を動かすことが大好きな肉体派で、喜怒哀楽が全部顔に出る単純明快で陽気な性格だ。高校時代は遥斗と同じ野球部で甲子園を目指して切磋琢磨(せっさたくま)。卒業してからも野球への情熱は消えず、社会人野球の道へ。運送会社に勤めながら、野球漬けの日々を送っている。ドラフトでのプロ入りを目指していたものの、指名はかからず28歳になり、父親の体調不良もある中で、今後の身の振り方を考え始めている。高校時代も、同窓会での再会後も遥斗が明日香に思いを寄せていることに気付いており、2人に結ばれてほしいとひそかに思っている。

出演オファーを受け、坂東は「率直に驚きと喜びがありました。自分と同じ世代の物語でもあるので等身大で、力まず演じられたらと思います。脚本家の清水友佳子さんとまたご一緒させていただけることがうれしかったです。キャストの皆さまも初めてご一緒させていただく方も多いので今から楽しみです! まさか自分が『月9』に出る日が来るとは思ってもいなかったので、本当に光栄です。野球をやっている役でもあるので、日頃から素振りとキャッチボールをして準備しています。見てくださる皆さまに少しでも明るさと感動をお届けできるように、自分の出せるすべてを出して挑みたいと思います」と声を弾ませる。

役づくりに関しては「皆さんとのお芝居でのテンポ感や、和気あいあいとした雰囲気を大切にしていきたいです。僕の役がとても元気なキャラクターなので、ハキハキと明るく演じられたらなと思います。これから撮影が始まって、すてきな瞬間をキャッチできるように心も体も整えて本番に挑みます!」と気を引き締め、「いろいろな感情を共有して、うれしかったり悲しかったり、キュンとしたり切なかったりジェットコースターに乗っているような感覚になるドラマだと思います。精いっぱい頑張りますので、楽しみに待っていただけたらうれしいです」とアピール。

また、長濱が担うのは、明日香の高校からの親友・下田莉子役。高校2年の時に転校してきた明日香と仲良くなり、自分が所属していた吹奏楽部に引きこむ。おっとりしているように見えるが頑張り屋で負けず嫌い。だが、異性関係になると弱気になってしまう性格だ。高校卒業後は福祉系の専門学校へ進学。現在は介護福祉士として働きながら、理学療法士の資格を取るために勉強している。遥斗とは小学校からの幼なじみでもある。現在も親友の明日香とは頻繁に会う仲で、同窓会後、明日香の遥斗への恋心にも気付き、2人が結ばれるように応援している。

本作への出演が決まって「率直に驚きました。参加させていただけることが心から光栄です。今はとても緊張していて、何よりも撮影が楽しみです」と期待を寄せる長濱は、「広瀬アリスさん、平川雄一朗監督、脚本家の清水友佳子さんをはじめ、すてきなキャスト・スタッフの皆さまとご一緒できることを心から光栄に思います。伝統ある『月9』ドラマに出演できる喜びを胸に、精いっぱい演じたいです」と、喜びをかみ締める。

親友として関係を築くことになる広瀬の印象は「とてもたおやかでさまざまなカルチャーがお好きな印象」と述べ、「今回、親友役としてご一緒できること、とても楽しみです。忘れられない人や時間、過去の心残りなど、自分のこれまでに重ねながら、この作品と向き合いたいです。広瀬さんが演じる明日香さんの人生にどう関わっているのか丁寧に演じたいです」と意欲を高める。加えて「4月からの新生活、環境の変化がある方も多いと思います。せわしない日々の中で、ふと大切な誰かや、愛しい時間に思いをはせられるような時間をお届けできたらうれしいです」と思いを伝えている。

そして、綱は、明日香と遥斗の高校時代の同級生・吉幡和樹役を務める。写真を撮るのが好きで、高校では写真部に所属していたが、ひょんなことから野球部のマネジャーを掛け持ちすることに。部の頭脳として、遥斗ら部員だけでなく監督や顧問にも信頼を置かれる存在になる。常に冷静沈着で成績も優秀。高校卒業後は、離婚した母親に苦労をかけないために国立大学に進学し、学生時代は母に仕送りをするべくアルバイトに明け暮れた。大学卒業後は、外資系コンサルタント会社に入社。エリートコースを進み、忙しい日々を送っている。数年前のある出来事がきっかけで、明日香ら高校時代の同級生とは疎遠になっている。

「げ、月9に? 俺が?」と驚いたと話す綱は、「とにかくうれしかったですし、早く家族やファンの皆さまに報告したい気持ちでいっぱいでした。作品が決まるたびにまず思うのは、やはり感謝です。それと同時に、求めていただいたことに自信を持ち、必ずいい作品にできるよう頑張ろうという気持ちが大きくなります。でも今は、まず楽しみな気持ちでいっぱいです」と感謝を表した。

続けて「子どもの頃から家族と一緒に見ていたこの『月9』という枠に自分が出られるのは、すごくうれしいです。そしてこの言葉を使うべき瞬間がきました、“感慨深いです”。『月9』初参戦ということで、必ず面白いものにしたいです。そして個人的な話にはなりますが、龍汰くんとは3回目の共演で、今年も頭から舞台を一緒にやっていたのですごく心強いです!」と目を輝かせる。

主演の広瀬とは初共演。「とても気さくで明るい印象があります。僕は人見知りなのですが、広瀬さんは壁をぶち壊してみんなで仲良くしてくれそうだなと勝手に思っています。そしてずっと作品に出続けているので、体調管理をどうしているのか聞きたいです。主演ということで、背負うもの、計り知れない重圧などがあるかと思いますが、微力ながら少しでも支えられるような存在になれたらいいなと思っています」と気遣いも見せつつ、僕がこれまで演じてきた役柄とはガラリと違うので、また新しい一面が見せられるのでは、と思っています。すてきなキャストの方々と一緒に、楽しみながら演じられたらいいなと思います。現代と12年前の高校時代のそれぞれの時間軸で物語が進んでいきます。懐かしい青春時代を思い出して視聴者の方々それぞれの楽しみ方をしていただきたいです。ドラマを見て、HYさんの楽曲を聴いて、この世界にどっぷりハマってもらえたらうれしいです」と意気込んでいる。

ドラマを手掛ける狩野雄太プロデューサーは、今回発表された3人について、まず「坂東さんは『ユニコーンに乗って』(TBS系)から『リバーサルオーケストラ』(日本テレビ系)を見て、“これは本当に同じ方が演じているの!?”と個人的にとても驚いたのを覚えています。どんなキャラクターも坂東さんの中に落とし込んで的確に表現していただけると思っておりまして、今回も智也をどう演じていただけるのか楽しみです」と期待。

続けて「長濱さんは柔らかさの中に心(しん)があるイメージを持っており、莉子のキャラクターにぴったり合うと思っております。明日香との女子同士の親友感も楽しみですが、物語の中で莉子の恋愛模様も描かれていきますので、それが明日香にどう影響するのか注目していただけたらと思います」とキャラクターの見どころにも触れる。

さらに、「綱さんに演じていただく和樹は高校時代から大人になっていく中で、おそらく登場人物の中で最も変化していくキャラクターだと思います。大人になって人生のステージが変わると、付き合う人が変わっていってしまい、どこか昔のことを懐かしんだり、戻れない悲しさを感じたりすると思うのですが、そのような気持ちを綱さんに表現していただけるのが楽しみで仕方がありません」と話している。

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