『パルワールド』のパルは共食いをしている…仲間の死体に歩み寄り、悲しんでいるわけではない

『パルワールド』のパルは共食いをしている…仲間の死体に歩み寄り、悲しんでいるわけではない

サバイバルオープンワールド『Palworld / パルワールド』にて「パルは共食いしている」ことが、海外掲示板(Reddit)にて注目を浴びています。

◆パルを…食ってる…

『パルワールド』は、不思議な生物「パル」が住まう世界を舞台に、ダンジョンやボス討伐(或いは捕獲)をはじめとした冒険や、パルの捕獲、使役、加工の自動化などをしつつ、プレイヤーが自由に拠点を成長させていくサバイバルオープンワールドです。

パルはさまざまな実在の動物や、水・雷・火などの属性をモチーフに可愛らしい見た目でありながらも、共食いをしているようです。

Redditに投稿された動画では、鮮やかなトサカが特徴的な鳥形のパル「クルットリ」が、ナマズのようなパル「ドドドドン」を死体を食べているようにみられる様子が映し出されています。

この投稿にはそのほかにもさまざまなパルがパルを食っているところや、人間(NPC)の死体を食う様子を目撃したという声が寄せられているほか、「パルが仲間の死を悲しんでいるもんだと思っていた」という驚きの声も挙がっています(国内SNSでも同様に共食いの目撃情報が投稿されている)。主に肉食のパルが他のパルや人間、同種のパルを食べているようです。

◆共食いを観察してみよう!

なお、筆者が確認したところ、パルの共食いを最も手軽に観察できる場所は、ファストトラベルポイント「小鮫のなわばり」周辺です。この付近にはパル「シャーキッド」が多く生息しており、どれか一頭でも倒せば、別のシャーキッドが死体に駆け寄り食べるようなモーションを観察することが可能です。死体が消えると、食べていたパルも解散するといった具合であり、共食いをしていると言って良いでしょう。

2頭のシャーキッドが手前のシャーキッド(死体)を食っている
画像中央右上のシャーキッドは、その先にあるシャーキッド(死体)を食べようと移動している。

余談ですが、シャーキッドは、かつて巨大な鮫であったものの、海での餌不足をきっかけに陸上に進出し、多くのエネルギーが必要となり徐々に小さな身体へと進化していったという経緯を持ちます(ゲーム内の図鑑より)。とりわけ味方の死体すらも食べる必要があるのかもしれません。


やや残酷に見えるかもしれませんが、パルたちが世界で生きている様子をしっかりと描いているとも言えるでしょう。『パルワールド』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox X|S/Xbox One(Game Passにも対応)向けに発売中です。

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