冬の天気 日本海側を中心に大雪や落雷に注意 太平洋側は乾燥

8日に東京都心でも雪を降らせた低気圧は次第に日本から遠ざかりますが、今度は別の低気圧が9日朝にかけて東北付近を通過する見込みです。その後は日本付近が一時的に西高東低の気圧配置となり、冬の天気となるでしょう。

山陰から北陸や北日本では雪や雨が降り、低気圧の通過に伴って降り方の強まる所もある見込みです。また、上空寒気の影響で日本海側を中心に大気の状態が不安定となりやすく、雷を伴って降る所もありそうです。大雪による交通障害や落雷・突風などに注意してください。

その他の地域は概ね晴れますが、四国から東海ではにわか雨の所があるでしょう。外を歩く場合は折り畳み傘があると安心です。なお、西・東日本の太平洋側は湿度が低く乾燥しやすいため、肌の保湿だけでなく火の取り扱いにも十分注意してください。

気象予報士・星 絵理香

画像について:9日の天気予報。

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