「将来は五輪で金」高み目指しボクシングジュニアプロに 福島県会津若松市の平野琥太郎さん(東山小6年)

自宅のトレーニングルームで練習に励む平野さん

 福島県会津若松市の平野琥太郎さん(東山小6年)は、ボクシングのジュニアプロになった。全国各地の練習会に参加し、新たなステージでの活躍を誓っている。

 小学2年生からボクシングを始めた。昨年11月に行われた第14回東北UJボクシング大会で、小学男子34キロ級に出場して優勝を飾った。

 ジュニアプロのみが出場できるよりレベルの高い舞台を目指した。東京都のプロジム「鉄拳8(エイト)」に入門し、ジュニアプロに入った。

 平日はガレージを改装した自宅のトレーニングルームでサンドバッグをたたき、有酸素運動に汗を流す。週末は東京を始め、各地の練習会やスパーリング大会に1人で出向き、腕を磨いている。「全国にいる仲間と高め合えるのが楽しい」と魅力を語る。

 春からはジュニアチャンピオンズリーグ(JCL)の予選会が始まる。目標はJCLとUJの2団体制覇だ。「頭脳と速さ、パワー兼ね備えた選手になり、将来は五輪で金メダルを取りたい」と意気込む。

(会津版)

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