【静岡市女性殺害遺棄】元交際相手を殺害し遺棄した罪など問われた男…検察側は懲役18年求刑(静岡地裁)

2022年、元交際相手の女性を殺害し静岡市内の山林に遺棄した罪などに問われている男の裁判で、8日、検察側は男に対し懲役18年を求刑しました。

元交際相手を殺害し遺棄したなど4つの罪に問われているのは住所不定・無職で38歳の男の被告です。

起訴状などによりますと、被告の男は、2022年1月、静岡市内で元交際相手の当時37歳の女性の首を圧迫して殺害し、遺体を山林に遺棄した上、女性のスマートフォンを盗みインターネットバンキングにアクセスし、計300万円を自分の口座に不正送金した罪に問われています。

8日の裁判で検察側は「元交際相手の女性が殺害されたとする時間に、一緒に行動していたのは被告の男のみで、被告の男が犯人であることが強く推認される」などと指摘し、被告の男に懲役18年を求刑しました。

被告の男は「4つの罪についてやっていないし、わかりません」と無罪を主張しました。判決は3月14日に言い渡されます。

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