浴槽に乳児沈め殺害疑い 23歳女再逮捕、大阪府警

大阪府警本部

 大阪市中央区のホテルのごみ箱から乳児の遺体が見つかった事件で、大阪府警は8日、乳児を浴槽に沈めて殺害したとして、殺人の疑いで住所不定、自称風俗業中元桜冬容疑者(23)を再逮捕した。府警によると、容疑者は「生きていることに焦って沈めた」と容疑を認めている。

 容疑者は死体遺棄容疑で逮捕される前、任意の事情聴取に「乳児は泣きもせず動いていなかった」と話したが、逮捕後に「うそだった。(乳児が)声を上げた」と供述。司法解剖で死産の可能性が高いとされたが、府警は複数の医師から「生きていた可能性がある」との意見を得たとして、殺人容疑を適用した。

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