東京マーケット・サマリー

■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値

<外為市場>

ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円

午後5時現在 147.88/147.89 1.0932/1.0936 161.67/161.71

NY午後5時 148.03/148.06 1.0946/1.0950 162.07/162.11

午後5時のドル/円は、前日NY午後5時と比べてドル安/円高の147円後半で推移している。円は日銀利上げの思惑による急上昇こそ一服となったものの、底堅い動き地合いが続き、ドルは一時147.54円と再び1カ月ぶり安値を更新した。

<株式市場>

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 39688.94 +90.23 39809.56 39,551.60─39,989.33

TOPIX 2726.80 +8.26 2714.62 2,702.94─2,742.75

プライム市場指数 1403.32 +4.30 1399.01 1,391.07─1,411.52

スタンダード市場指数 1279.93 -1.62 1280.02 1,276.68─1,287.38

グロース市場指数 948.21 -12.76 953.82 944.97─962.34

グロース250指数 754.96 -10.82 759.31 752.17─766.94

東証出来高(万株) 223578 東証売買代金(億円) 63949.47

東京株式市場で日経平均は、前営業日比90円23銭高の3万9688円94銭と、反発して取引を終えた。米市場でのハイテク株高を好感する形で半導体株などに買い戻しが入り、指数を押し上げた。日経平均は一時心理的節目の4万円に迫る場面もみられたが、週末要因から利益確定売りに押された。日銀によるマイナス金利解除観測や日本の金利高を受けて、銀行などの金融セクターがしっかりだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1118銘柄(67%)、値下がりは489銘柄(29%)、変わらずは49銘柄(2%)だった。

<短期金融市場>

無担保コール翌日物金利(速報ベース) -0.01

ユーロ円金先(24年3月限) ───

3カ月物TB ───

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.010%になった。前営業日(マイナス0.011%)からやや上昇した。「週末3日積みということで資金の取り手のニーズが旺盛だった」(国内金融機関)という。

<円債市場>

国債先物・24年3月限 146.25 (変わらず)

安値─高値 146.03─146.28

10年長期金利(日本相互証券引け値) 0.730% (+0.005)

安値─高値 0.740─0.730%

国債先物中心限月3月限は前営業日比横ばいの146円25銭で取引を終えた。前日に続き、日銀の早期政策修正観測が相場の重しだった。10年最長期国債利回り(長期金利)の引け値は、前営業日比0.5bp上昇の0.730%。前場には一時、2週間半ぶり高水準の0.740%をつけた。また2年金利は13年ぶりに節目の0.2%台を回復する場面があった。

<スワップ市場・気配>

2年物 0.37─0.27

3年物 0.45─0.35

4年物 0.52─0.42

5年物 0.60─0.50

7年物 0.75─0.65

10年物 0.96─0.86

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