京都府教育委員会は8日、勤務先に在籍する女子生徒にわいせつ行為を行ったとして、府南部地域の府立高の男性講師(23)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
府教委によると、男性講師は女子生徒と昨年12月下旬と今年2月上旬の2回、府外のホテルでわいせつな行為をした。男性講師は女子生徒の授業を担当しており、電話と交流サイト(SNS)で進路や友人関係について相談に乗る中で、親密な関係に発展したという。2人の関係に疑問を持った別の生徒が2月中旬に別の教員に申告して発覚した。
男性講師は府教委の聞き取りに「生徒への好意が強く、感情を優先してしまった」と話しているという。