ハッピーセットに「ドラえもん」、転売・大人買いを心配する声

ファストフードチェーン「マクドナルド」(代表:日色保)は3月8日、『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)』の世界をモチーフにしたハッピーセット「ドラえもん」を3月15日から期間限定で発売すると発表した。

3月15日から期間限定で販売されるハッピーセット「ドラえもん」 ©Fujiko-Pro, Shogakukan, TV-Asahi, Shin-ei, and ADK 2024

「遊び」を通して子どもたちが生き生きと自分らしさを発揮することを願った「ハッピーセット」。おもちゃ開発においても、子どもたちが夢中になって遊びながら幅広い領域への興味を深め、考える楽しさを広げていくことを目指しているという。

今回は、現在公開中の映画をモチーフに楽器をイメージしたおもちゃ全8種がスタンバイ。第1弾(3月15日〜21日)では、ドラえもんの顔がデザインされた「ドラえもんのカスタネット」や、息を吹きかけると音が鳴る「ドラえもんとチューバのふえ」、金属パーツでエコーがかかったようになる「うたごえマイク」、中面がボールを動かす迷路になっている「ボンゴめいろ」の4種が登場。この発表にSNSでは、「ドラえもん待ってました!」「息子が喜びそう」とさっそく歓喜の声があがっている。

2月に発売された任天堂の大ヒットゲーム『星のカービィ』のおもちゃがおまけに付く「ハッピーセット」が、予想を大幅に上回る売れ行きから、発売初日から翌日にかけてほぼ全店で販売終了する事態が発生したことも記憶に新しい。転売目的の購入も多く見られ、あまりの人気から予定されていた第3弾の販売中止となった。

SNSでも、「これはみんな欲しがるね、転売も発生しそうだなー」「子供の楽しみを転売ヤーは奪わないでくれよ」「子供達が楽しみにしています。その夢を壊さないでください、大人買いはやめさせて欲しいです」と、転売目的の購入や大人買いを心配するコメントも。その一方、大人コレクターに人気なのは収集心を煽るぬいぐるみだから大丈夫という声も見られたりする。第1弾は3月15日から期間限定で、全国の「マクドナルド」(一部店舗を除く)で販売される。

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