アジアバレーボール連盟 NECが出場予定のアジアクラブ選手権大会の延期を発表  

2024アジアバレーボールクラブ女子選手権大会に出場予定のNECレッドロケッツ【写真:石塚康隆(NBP)】

アジアバレーボール連盟(AVC)は、2024年4月より開催予定だった2024アジアバレーボールクラブ選手権大会を男女とも9月に延期することを3月5日(火)に発表した。延期後の日程や開催国については未定。

AVCは7月27日(土)〜8月11日(日)に行われるパリオリンピック終了後、FIVBが定める8月30日(金)から始まるクラブシーズンを鑑みて9月に延期したとしている。また、これまで同大会優勝チームのみに与えられていたFIVB世界クラブ選手権大会の出場権を2024年より上位2クラブに与えることも合わせて発表された。2024年のFIVB世界クラブ選手権大会は男子がインド、女子が中国で行われる予定で、開催国枠を含めるとアジアからは男女3クラブずつが出場することになる。

同女子大会に日本からは2022-23シーズンのVリーグチャンピオンであるNECレッドロケッツが出場することになっている。NECは、同大会参加に伴う「第72回黒鷲旗全日本男女選抜大会の出場辞退に変更はない」と6日(水)に発表した。

前回2023年5月に行われたアジアバレーボールクラブ男子選手権大会では、サントリーサンバーズが男子日本勢として初優勝を飾り、同年12月のFIVB世界クラブ選手権大会への出場権を獲得。アジアチャンピオンとして臨んだ同大会では、世界の強豪を打ち破り日本初の銅メダルを獲得した。

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