【和歌山県議会】京奈和道・紀の川IC閉鎖の現状は

路面のひび割れや、路面の下の盛り土()のズレが生じ、去年(2023年)12月5日から閉鎖が続いている、和歌山県紀の川市の京奈和()(けいなわ)自動車道・紀の川インターチェンジについて、和歌山県は「一日も早い利用再開を国に強く働きかける」と強調しました。

これは、きょう(8日)開かれた2月定例県議会で、自民党県議団の坂本佳隆()(さかもと・よしたか)議員の一般質問に、福本仁志()(ふくもと・ひとし)県土整備部長が答弁したものです。

坂本議員は、紀の川インターチェンジの閉鎖から3か月が経過し、迂回する車が農道に流入していることや、インター周辺の商店や企業団地への影響などを指摘しました。

これに対し、福本県土整備部長は、現在、国がボーリング調査や、学識経験者らによる検討会議で詳細な設計を行っていて、後日、復旧工事や通行再開の時期が示される状況を紹介したうえで「通行止めが長期に及び、県としては一日も早く利用が再開出来るよう、引き続き国に強く働きかけていく」と述べました。

このほか、きょうの一般質問では、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)()議員がJR和歌山駅周辺の再整備などについて、自民党県議団の山家敏宏()(やまが・としひろ)議員が林道整備の加速化などについて、日本()維新の会の浦平美博(うらひら・よしひろ)()議員が県立和歌山北高校・西校舎とさくら支援学校の需用費などについて、県当局の考えをただしました。

和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。

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