睡眠時間が多い...そう考えている人たった4%の調査結果 理由の半数は「夜ふかし」

最近、十分な睡眠はとれていますか?

シアンの運営するchoiFULL編集部は2024年2月28日、20~50代男女に「睡眠に関する調査」を実施し、その結果を発表した。

160人に聞いた調査の結果によると、平日の睡眠時間について、6時間以下の人が30代で40%(4時間未満:0%、4~5時間未満:5%、5~6時間未満:35%)、40代で32%(4時間未満:2%、4~5時間未満:5%、5~6時間未満:25%)、50代では44%(4時間未満:2%、4~5時間未満:15%、5~6時間未満:27%)という結果だった。

また、睡眠時間が少ないと感じている人は、30代で55%、40代で47%、50代で50%。睡眠不足の理由は「夜ふかし」、「寝れない」が上位になった。

20代~50代の睡眠時間 平日6時間未満で休日に7時間以上寝るライフスタイル

この調査は「Crowd works」を使ったアンケート形式で2024年2月19日から27日まで実施。対象は20代から50代の男女160人で行った。

はじめに、全体像として「年代別平日の睡眠時間」(図1)をみると、40代の睡眠時間が最も長い傾向だった。

詳しくみていくと、平日の睡眠時間が6時間以下の人は30代で40%(4時間未満:0%、4~5時間未満:5%、5~6時間未満:35%)、40代で32%(4時間未満:2%、4~5時間未満:5%、5~6時間未満:25%)、50代では44%(4時間未満:2%、4~5時間未満:15%、5~6時間未満:27%)。

続いて、「年代別休日の睡眠時間」(図2)では、年代が上がるにつれて平均睡眠時間が少なくなっていく傾向があった。20代で7時間以上寝ている人は57%、30代で49%、40代で45%、50代は35%だった。20代と50代を比べると、15ポイントの開きがあった。

つぎに、「睡眠時間は足りていますか?」と質問。十分に睡眠がとれている「多い」や「適当」と答えた人は20代で42%(多い:2%、適当:40%)、30代は44%(多い:2%、適当:42%)、40代は52%(多い:12%、適当40%)、50代は50%(多い:0%、適当:50%)となった。40代、50代で睡眠が十分と感じている人は半数ほどとなった。

アンケートに対して、以下のようなコメントが寄せられている。

・やることが多く、眠る時間がどうしても遅くなってしまうことが多い。(20代女性/少ない)
・寝たいのに子どもが起きてしまい自分のペースで寝ることができない。(20代男性/少ない)
・数年前は、5-7時間で満足していた。長時間睡眠していると時間を無駄にしている気がする。(20代女性/多い)
・一般の平均睡眠時間は8時間なので睡眠時間は足りている。しかし、実際は起きる2時間くらい前に目が覚め2度寝3度寝をしている。(40代男性/多い)

さらに、睡眠時間が減る理由について調査対象の160人に聞くと、89票は「夜ふかし」、71票が「寝れない」、44票が「時間がない」と回答。

コメントでは、「寝るのがもったいない気がするので、家事を早く済ませた日でも、夜ふかしをしてしまう」、「携帯でTikTokやYoutubeを見ていると時間が経っていたりして、寝るのが遅くなる」、「1時間以上眠りにつけず寝返りをうっていることがしばしばある」との声が上がっている。

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