ウクライナから避難した2人が日本語学校"卒業"の日を迎える 「家族が心配。いつか一緒に日本に住みたい」 東京の専門学校へ進学予定

2年前、戦火のウクライナから逃れ、日本語学校で学んでいた女性2人が、8日、卒業の日を迎えました。

島根県江津市にある「はなまる日本語学校」でも卒業式があり、5か国58人が卒業しました。

卒業生の中には、2年前、戦火のウクライナから逃れて入学した2人の女性もいて、8日ばかりは、晴れやかな希望を胸に抱いて卒業式に臨んだようです。

そのうちの1人、アンナ・クリスティーナ・ロシュコさんは、写真家を目指して東京の専門学校へ。

また、ナタリーア・スポダさんは、アニメーターを目指し、同じく東京の専門学校へ進学するとのことで、2人は将来、日本での就職を希望しています。

ウクライナ出身 ナタリーア・スポダさん
「先生方のおかげで私たちは日本で生活できるようになり感謝しています。ウクライナで戦争は続いているので、家族が心配です。いつか一緒に日本に住みたいと思います」

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