廃校となった小学校の学校印が押された卒業証書を渡す 回収し正しい証書授与へ 国東市・大分

大分県国東市の小学校が卒業生に対し、誤った学校印が押された卒業証書を渡していたことがわかりました。

卒業証書のミスが起きたのは国東市の国見小学校です。
市の教育委員会によりますと、小学校では3月1日、ことしの卒業生に渡す卒業証書を校長が確認したところ、誤りに気が付きました。
そして、去年の卒業生16人に渡した証書を確認したところ、同じく誤った学校印が押されていました。

国見小学校は3校が統合して、おととし4月に開校していて、卒業証書には廃校となった小学校の学校印を押していたということです。
誤った学校印が押されたものは証書としての効力は無いため、対象者全員から回収を行った上で、正しい卒業証書を渡すことにしています。

また、ことしの卒業生に渡す証書の修正は終わっていて、3月22日の卒業式で手渡されます。

国東市の教育委員会は再発防止に努めるとしています。

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