キングス戦終盤にコートを後にしたレブロン…左足首のケガを抱えるも「俺は平気だ」

3月7日(現地時間6日、日付は以下同)にクリプトドットコム・アリーナで行われたサクラメント・キングスとロサンゼルス・レイカーズによる一戦は、第1クォーターこそホームのレイカーズが37-28と優位に進めるも、続く第2クォーターに20-44とキングスの爆発を許し、最終スコア120-130で落とした。

レイカーズでは八村塁がフィールドゴール成功率76.5パーセント(13/17)の高確率でショットを沈めて計29得点に2リバウンド2スティール1ブロック、オースティン・リーブスが18得点4リバウンド4アシスト、アンソニー・デイビスが14得点11リバウンド3アシスト、ディアンジェロ・ラッセルが10得点3アシストを記録。

だがこの試合でチーム最多の31得点13アシストに5リバウンドを残したレブロン・ジェームズは、14点ビハインドで迎えた試合時間残り3分56秒に足を引きずりながらロッカールームへ下がり、コートへ戻ることはなかった。

この試合でも36分8秒プレーした39歳の大ベテランは、ロッカールームで左足首の検査を受けた後に「俺は平気だ」と話していた。

「足首の問題だ。俺は(オールスター)ブレイク前とブレイク後、対処しているところなんだ。自分にできるベストなやり方で管理している」

この試合でレブロンが左足首の痛みを悪化させるプレーこそなかったものの、「第3クォーターでずっとプレーしていた。第4クォーターで少し下がり、また戻っていた。これは俺が対処していることなんだ」とコメント。

第3クォーターでフル出場していた男は、第4クォーター残り8分50秒に19点ビハインドの場面でフロアへ戻り、ジャンパーとレイアップを決めつつ、八村のレイアップとダンクをアシストして12点差まで縮めていた。

キャリア21シーズン目のレブロンにとって、左足首は「どの試合も、どの日も違う」状態にあり、日々ケアしている段階にある。レイカーズは8日を終えてウェスタン・カンファレンス10位の34勝30敗で、11位のユタ・ジャズ(28勝35敗)とは5.5ゲーム差をつけている。

とはいえ、昨シーズンにカンファレンス・ファイナル進出を果たしたレイカーズが目指す今シーズンのゴールはリーグ制覇。レブロンはそのチームで最多の平均25.3得点8.0アシスト1.3スティールに7.1リバウンドを残しているだけに、この男の戦線離脱はなんとしてでも回避したいところだろう。

ウェスト7位から10位でレギュラーシーズンを終えれば、プレーオフ出場をかけたプレーイン・トーナメントへ参戦できるものの、レイカーズは9日にイースタン・カンファレンス2位のミルウォーキー・バックス、11日にウェスト首位のミネソタ・ティンバーウルブズ、14日には再びキングス戦と、ハードなスケジュールが控えている。

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