【物議】「サイド・ヒップがヒモの水着」は禁止!「股を90度以上開く」のはNG!埼玉県営プールが『水着撮影会』における“NG水着”と“NGポーズ”を異例の公表 管理する協会が半年に及び検討した結果に、街の声は…?

2024年3月5日、『埼玉県営公園緑地協会』が“水着撮影会”を開催する際の『水着の形』『ポーズ』について、異例ともいえるルールを公開しました。

水着の撮影会を巡り2023年4月、子連れの利用者から「水着撮影会の様子が見えている。県営公園で行うのは、ふさわしくない」と、埼玉県営プールに苦情が寄せられました。

これを受け、プールを管理する『埼玉県公園緑地協会』は2023年6月、禁止事項に該当する“過激ポーズ”での撮影が複数確認されたとして、開催予定だった撮影会を中止にし、「今後は開催を許可しない」と発表。

しかし、埼玉県の大野知事が「表現の自由の中に入ると思うし、公として介入するようなものではない。許可条件に違反したかどうか適切に判断してほしいと、協会に対して指導した」と中止の要請を撤回し、さらに「撮影会のあり方を専門家と検討するよう協会に伝えた」と話しました。

協会は半年に及び検討し、2024年3月5日に「7月・8月のプールシーズンは撮影NG(シーズンオフのみ)」「18歳未満の出演禁止(スタッフとしての参加も禁止)」「撮影可能エリアはプールサイド」「水着撮影会が見えないように遮蔽措置の実施」など“NG集”が記載された『水着撮影会の条件』を発表しました。

ただし、これらの条件下でも“NG水着”・“NGポーズ”が決まっています。協会がイラスト付きで発表した一例として、「面積が小さい水着」「ハイレグ状の水着」「サイド・ヒップがヒモの水着」などが禁止、また「水着をずらす」「水着を食い込ませる」「股を90度以上開く」「お尻を突き出す」といった行為なども禁止されています。

街の人からは、「何かしたら指標を作っておくというのは、いいのかなと」「イラスト付きで、わかりやすい」「胸が大きかったら普通の水着でも出てしまうので、その辺りは決められないんじゃないですか」といった声があがっています。

(「情報ライブ ミヤネ屋」2024年3月8日放送)

© 株式会社ytvメディアデザイン