「ドラゴンボール」作者の鳥山明さん、急性硬膜下血腫により死去…韓国でも報道・哀悼の声続く

写真=韓国メディア

漫画「ドラゴンボール」「Dr.スランプ」などで有名な鳥山明さんが、3月1日に亡くなっていたことが分かった。享年68歳だった。

本日(8日)、日本メディアによると、鳥山明さんが今月1日、急性硬膜下血腫により死去した。葬儀はすでに非公開で執り行われたという。

鳥山さんが所属しているバード・スタジオは「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりませ」と、訃報を伝えた。

続けて「故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います」とコメントした。

今回の訃報を受け、韓国の芸能人が続々と哀悼の意を示している。俳優のイ・シオンは自身のInstagramに「悟空がいてくれて幸せでした。Rip 鳥山明」と言うコメントと共に、「ドラゴンボール」のワンシーンを収めた写真を投稿した。この投稿に、女優のカン・ソラも「あぁ……ドラゴンボール」とコメントし、追悼した。

さらに俳優のイ・グァンスも「RIP」というコメントと共に7つのドラゴンボールが盛り込まれているシーンを投稿し、鳥山明さんを追悼した。

故人は1970年代後半に人気漫画である「Dr.スランプ」シリーズを制作し、1981年に小学館の漫画賞を受賞した。また、2本のアニメで脚色を手掛け、当時、漫画業界で前例を見ない成功を収めた。

その後、1984年に初めて連載された「ドラゴンボール」は、史上最も多く売れた漫画シリーズの1つとして成長した。「西遊記」をモチーフにした同作は、主人公“孫悟空”とその仲間たちが7つを集めれば、願い事を1つ叶えてくれる“ドラゴンボール”を探して旅に出るストーリーで、世界中の人々から愛されている。

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