「おあがりください」園児がたてたお茶を保護者に 卒園前に感謝のお茶会 茶碗も自作「おいしくて感動」

子どもたちによる感謝のお茶会です。8日、長野県安曇野市の幼稚園で、年長の園児が自分たちで作った茶碗でお茶をたて、保護者に振る舞いました。うまくできたのでしょうか。

正座で向かい合う安曇野市の穂高幼稚園の年長の園児31人と保護者。

園児たちがあるものを受け取りに行きます。自分たちで作ったお茶をたてるための茶碗です。

席に戻ると、お湯を注いでもらい、茶筅でたてていきます。

この1年間、地域の茶道の先生に教わりながら、お茶のたて方やおもてなしの心などを学んできた園児たち。

卒園前に保護者に感謝の気持ちを伝えようと、自作の茶碗にお茶をたてて振る舞いました。

園児:
「おあがりください」

じっくり味わう保護者たち。子どもの成長を間近で感じたようです。

保護者:
「始まる前から感動しちゃって、すごいおいしかった」
「すごい頼もしい姿を見せてもらえたなと思って感動しました」

園児:
「いつもお世話してくれてありがとうの気持ちでたてた」
「正座してるとき、足がしびれたけどがんばった」

親子の思い出に残るお茶会となりました。

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