中国台湾の旅行会社視察団、重慶を訪問

中国台湾の旅行会社視察団、重慶を訪問

1日、台湾の旅行会社代表らと商談する重慶の旅行会社関係者。(重慶=新華社配信)

 【新華社重慶3月8日】中国台湾地区の旅行会社約50社の代表からなる視察団がこのほど、重慶市を訪問した。協力の機会を探り、文化観光分野の交流・協力を促進することを目的に重慶市文化観光発展委員会が主催した。

 視察団は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されている「大足石刻」や世界自然遺産に登録されている「武隆カルスト」などの観光地を見て回った。

中国台湾の旅行会社視察団、重慶を訪問

重慶市の武隆風景区で記念撮影する台湾の旅行会社視察団。(2月29日撮影、重慶=新華社配信)

 旅行業界団体「台湾旅行商業同業公会総会」の蕭博仁(しょう・はくじん)理事長は、重慶の豊かで独特な文化観光資源は素晴らしく、強く印象に残ったと指摘。今回の視察が重慶、台湾両地の観光業界の協力と発展に向けた交流の懸け橋になったとし、次の段階では台湾市場における重慶の観光商品のPR強化に力を入れ、台湾のより多くの旅行客が重慶を理解し、重慶を訪れるようにしたいと語った。

 視察団は「巡回商談会」も開き、重慶の旅行会社代表者らと具体的な商談を行った。(記者/劉恩黎)

中国台湾の旅行会社視察団、重慶を訪問

1日、巡回商談会に参加する台湾の旅行会社視察団。(重慶=新華社配信)

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