ローマに大敗のブライトン、デ・ゼルビ監督が悔しさを露わに「最も腹立たしいのは自分たちを表現できなかったこと」

写真:ブライトンを率いるデ・ゼルビ監督

ブライトンのロベルト・デ・ゼルビ監督が、UEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の1stレグで大敗した後、悔しさを露わにした。『Sky Sports ITALIA』が伝えている。

現地時間3月7日、ELラウンド16の1stローマ vs ブライトンの試合が行われた。ブライトンは0-4と大敗し、ローマに大きなリードを許した。デ・ゼルビ監督は試合後、「嫌な事実だが、ローマがあまりにも素晴らしかった」とコメントを残し、次のように試合を振り返った。

「努力という点では、ベストを尽くしたが、サッカーの質においては20~30パーセントしかポテンシャルを発揮できなかった。我々はこのような試合に慣れていないが、ローマはスピードや冷静さ、自信、経験が違っていた」

今シーズン、ブライトンはクラブ史上初のヨーロッパコンペティションに参加。ELのグループステージを首位通過し、ラウンド16進出を決めた。しかし、試合数が増えた今シーズンは多くのケガ人を出しており、選手のやり繰りに苦しんでいる。現在ブライトンは、ソリー・マーチや三笘薫、ジョアン・ペドロ、ジェイムズ・ミルナーといった面々が離脱している。

「本当の問題は15人から16人の選手で、週に3試合をこなさなければならないことだ。プレミアリーグで90分プレーし、その後ELでさらに90分プレーするエネルギーを見つけるのは苦労する」

「不都合な事実だ。我々は違うプレー内容、結果を期待していた。そして最も腹立たしいのは自分たちを表現できなかったことだ。このレベルで競争を続けるためには、オーナーから監督、選手に至るまで、進歩しなければならない」

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